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香川県魚類養殖業赤潮対策本部(本部長:香川県漁連会長嶋野勝路)が、志度湾周辺の備讃瀬戸東部海域にカレニア・ミキモトイに関する赤潮警報第1号を発令しました。
8月10日に関係漁協が調査した結果、志度湾周辺の備讃瀬戸東部海域の複数の調査点において、有害赤潮の原因プランクトンであるカレニア・ミキモトイが、赤潮警報発令基準(500細胞/mL)を上回る密度(最高1,080細胞/mL)で検出されたことによる(本調査の結果詳細は添付ファイルのとおり)。
なお、この警報は、魚類養殖業者等に注意を呼びかけるものであり、本プランクトンの発生により魚介類が毒化することはなく、本県水産物の安全性に問題はありません。
(数千細胞/mLになると魚介類のへい死が起こる恐れがある。)
区分 | 回次 | 発令月日 | 対象プランクトン | 対象海域 |
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注意報 |
第1号 |
6月16日 |
シャットネラ(アンティカ、マリーナ、オバータ) | 三豊市詫間町三崎と岡山県六島東端見通し延長線以西の香川県海域 |
注意報 |
第2号 (1号からの切り替え) |
7月19日 |
シャットネラ(アンティカ、マリーナ、オバータ) |
三豊市粟島東端、多度津町佐柳島南端見通し延長線以西の香川県海域
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注意報 |
第3号 |
7月26日 |
カレニア・ミキモトイ | 高松市太鼓の鼻とさぬき市大串岬を結んだ線以南の香川県海域 |
警報発令海域では現在ハマチ、カンパチ、マダイの養殖が行われているほか、漁港に出荷前の漁獲物が蓄養されることがある。
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