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公開日:2020年12月10日

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摘果メロンの粕漬け

小豆島は、アムスメロンの産地です。

アムスメロン

「メロン子の粕漬」は、メロンの摘果した実を塩漬けし、酒粕を合わせた中に、1ヶ月間じっくり漬け込んだお漬物です。
小豆島のメロン農家のおばちゃん達が心をこめて作りました。
この期間限定となりますが、他では味わえない独特の風味を一度ご賞味ください。

材料

摘果メロン(アムスメロン) 食塩 焼酎 上白糖(あれば、きざら)

作り方

アムスメロンの花

アムスメロンの花です。
メロンの赤ちゃん(?)が見えます。

子メロン

メロン子の状態に成長してきました。
卵くらいの大きさになったら、メロンとして出荷する実を残して、他は摘果。(材料を収穫)

下漬け

作業1(下漬け)

しっかり洗って、小粒はそのままで、少し大きいものは半分に切ります。

ワタを取り除いた状態

ワタをスプーンなどで取り除いた状態です。

※方法1
摘果メロンの重さを量り、その10%の塩を準備します。

塩を塗りつけ、丁寧に樽に並べていきます。
覆い蓋をして重しを乗せ2~3日おきます。

水気をきっている状態

水分があがってきたら、ざるにうちあげ、水気をきります。

※方法2
摘果メロン(小粒)を、丸ごと漬ける場合、下漬け時に10%の塩水に3日程漬け込む方法もあります。この方法でも良く漬かりました。

影干し

天気の良い日に、風通しの良いところで陰干しします。
※天日干しは香りが変わってしまうことがあるので避けます。

干した状態

しっかりと干した状態です。このくらい。

本漬け

作業2(本漬け)

酒粕:砂糖=4:1で混ぜ合わせます。(好みで加減します)。

樽の底に並べている状態

まず、樽の底に粕を厚くしきつめ、下漬メロンを丁寧に並べていきます。
乾燥が十分でなければ粕となじみにくいので注意します。

段を重ねている様子

空気が入らないように、ゴムべらなどで押しつけ、ならしながら、段を重ねていきます。

漬け終わったら、最後に上から焼酎(ホワイトリカー)を霧吹きでかけます。殺菌効果があり保存性も良くなります。ビニールで覆い、軽く重石をします。

完成品

約一ヶ月ほどで食べられるようになります。

小豆島町池田のJAふれあい産直市で、6月中旬から数量限定で売り出します。

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