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西讃地域の概要・産地
西讃地域の概要
西讃地域は、香川県の西南端に位置し、観音寺市と三豊市の2市からなる。南東は讃岐山脈を境に徳島県、愛媛県と接し、北西は瀬戸内海に面する。三方を山に囲まれ、海に向かって三豊平野が広がる。
総面積は34,013ha、うち耕地が7,870haと23.1%を占める。土質は海岸沿いから平坦部の耕地の約80％は沖積層の壌土で、その大部分は排水のよい裏作可能な水田地帯である。南東部の山麓地帯は主として和泉砂岩系の土壌からなり、果樹栽培が多い。気候は、年平均気温16.2℃、日照時間2,105時間、降水量1,068mmで年間日照時間が長く、温暖寡雨な瀬戸内式気候である。
県下の農業産出額の4割を占める農業地帯であり、野菜を主体とする複合経営が行われている。主要な品目は、レタス、タマネギ、ブロッコリー、みかん、もも、鶏、肉用牛となっている。
農外産業は、昭和40年から50年にかけて、各地で工業化が進み、臨海部や内陸部に工業団地が導入され、食品加工、繊維製造、工業製品などの製造業が盛んである。
西讃地域の産地
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