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令和4年9月
畜産コース
この講習会は、香川県畜産課が主催で隔年開催されており、本来であれば、昨年度に開催する予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響に配慮して今年度に延期された経緯があり、香川農大の学生にとっては、まさに「背水の陣」での受講機会となりました。
開催期間は、香川農大での学科講習が7月25日(月曜日)から8月5日(金曜日)まで、これに引き続き、香川畜試での実習講習が8月8日(月曜日)8月23日(火曜日)までとなっており、約1か月にわたるロングラン講習でした。
この期間中は、オミクロン株による感染症が流行し、しかも連日の猛暑で熱中症の危険性も高かったことから、受講生への感染防止対策として、検温、手指消毒、マスク着用、三密回避、講義室等の換気等を実施する等、運営面では難しい対応となりましたが、何とか乗り切ることができました。
修業試験は8月24日(水曜日)に実施され、出席率や試験の判定基準を満たした農大生6名が合格しました。今後、香川県畜産課に対して、家畜人工授精師免許証の交付申請を行うことにしています。
家畜人工授精師免許は、本校の畜産コースに所属する学生にとって、最も重要でしかも難易度が高いため、今後の就農や就職に有利な資格として位置付けられています。香川農大では、この資格を存分に活用して、畜産分野に貢献できる人材を育むとともに、将来を見据えて、畜産振興に資する後継者を一人でも多く確保する役割を担ってまいります。
香川農大での学科講義
農大受講生の集合写真
香川畜試での解剖実習
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