テーマ展「讃岐国府周辺の古代寺院ー開法寺跡・鴨廃寺・醍醐寺跡ー」を開催します

古代において中央から派遣された国司が地方政治を行う拠点である讃岐国府(さぬきこくふ)の周辺（坂出市府中町周辺）には、いくつかの古代寺院がありました。その中でも、今回取り上げるのは開法寺跡(かいほうじあと)・鴨廃寺(かもはいじ)・醍醐寺跡(だいごじあと)の3寺院です。これらの寺は讃岐国府周辺に、国府と同じ時期に営まれていました。讃岐国府の中に所在する開法寺跡は、讃岐に国司として赴任した菅原道真(すがわらのみちざね)の漢詩集『菅家文草(かんけぶんそう)』にも登場します。今回の展示ではこれらの寺院跡と、その瓦を紹介し、讃岐国府が営まれた時代を考えます。

1　会期
　令和5年2月6日（月曜日）～5月26日(金曜日)　午前9時～午後5時　休館日　土曜日、日曜日、祝日

2　会場　
　香川県埋蔵文化財センター　第1展示室　坂出市府中町南谷5001-4　電話　0877-48-2191

3　観覧料　無料

4　展示資料　
　軒丸瓦(のきまるがわら)・軒平瓦(のきひらがわら)・丸瓦(まるがわら)・平瓦(ひらがわら)・鴟尾(しび)41点、パネル9枚

5　主催　香川県埋蔵文化財センター
 

ご案内　テーマ展「讃岐国府周辺の古代寺院ー開法寺跡・鴨廃寺・醍醐寺跡ー」（PDF：196KB）

鴨廃寺塔跡礎石	鴨廃寺出土軒丸瓦・軒平瓦・丸瓦