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公開日:2022年11月17日

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第27回外国人のためのお遍路体験を開催しました

令和4年11月12日(土曜日)、秋晴れの中、第84番札所屋島寺~第85番札所八栗寺~第86番札所志度寺のルートで、「外国人のための遍路体験」を開催しました。県内在住の中学校や高等学校に勤務するALT(外国語指導助手)、香川大学の留学生、そして県庁で働く国際交流員などが、遍路道を大先達さんの案内のもと歩きました。

9時45分に屋島麓にある大宮八幡宮を出発。屋島山上へ向け上り坂を歩きました。途中「加持水(かじすい)」や「不喰梨(くわずのなし)」の説明を聞き、50分で屋島寺に到着。

 

参拝の後、山上から高松市の絶景を満喫しました。

 

そして、今回の遍路体験で最も過酷な、屋島の下り遍路道へと進みます。傾斜が急で、木の根っこが出ているところや土が滑りやすいところもあります。イノシシにも注意しながら、金剛杖を上手に使って無事麓に到着です。

 

少し歩きまして、江戸時代に四国八十八ヵ所霊場を庶民に広めた遍路の父『真念』の墓がある洲崎寺でお参り。そして、洲崎寺から徒歩10分のところにある、「中村節朗石材」にて、NPO法人遍路とおもてなしのネットワークの皆様のご協力により、うれしいお接待をいただきました。私たちが到着するタイミングを見計らって作っていただいた出来立ての菜汁が、疲れた体に染み入りました。

 

次の目的地八栗寺に続き、本日の最終目的地である志度寺へ歩を進めます。夕方には全員無事に志度寺に到着し、本日のお遍路体験は終了です。紅葉を楽しみながら、お遍路文化を心行くまで満喫しました。

 

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