ここから本文です。
樹齢約1200年といわれる巨木で、県の天然記念物に指定されており、志々島のシンボルとなっています。港から坂道を約20分上ったところにあり、道中にはあちこちに看板が設置されています。「志々島大きな木プロジェクト」や「瀬戸内オリーブ基金」により、草刈りなどが行われ、大楠やその周囲の環境が保全されています。2004年(平成16年)に公開された映画「機関車先生」のシーンにも登場しました。
アクセス:志々島港から徒歩約20分
※「志々島・大きな木プロジェクト」・・・志々島のシンボルである大楠を守るための活動です。
※「瀬戸内オリーブ基金」・・・瀬戸内の美しい自然を守ること、再生することを目的に活動をしているNPO法人です。
大楠までの道を案内するカメの看板。港から大楠までの路地でちらほら見かけます。カメを追っていけば、大楠まで最短で行くことができます。上り坂が多いですが、最後だけ下り坂になっています。
山地さんは、「志々島・大きな木プロジェクトの会」の会長をされています。
「1つ目は“志々島大きな木プロジェクト”です。これは島のシンボルである大楠が枯れないように整備していくためのプロジェクトで、できる限り人の手を加えず、自然のままに木を保存してくという方針で活動しています。」
「2つ目は“花の島の復活”です。これは、島民、ニホンミツバチ、ヤギ農法の3つのコラボにより花の島の復活を目指すもので、ヤギに草を食べさせた土地を人が耕して休耕地を回復させ、そこに花を植えることで島が綺麗になり、その花の蜜でミツバチを養うという構想を基に活動を続けています。
2013年(平成25年)3月末には、子ヤギが7匹産まれ、ヤギの乳を使ったチーズを生産する予定です。」
「上田商店は創業100年以上で、3代目の主人が引き継いでから70年以上営業を続けています。以前は、お米や薬なども扱っていましたが、2013年(平成25年)に販売を終了し、今は飲み物などを販売しています。」
アクセス:志々島港から徒歩約5分
「島の人たちは、買い物をしなくても店に来て、いろいろな話や相談をしてくれます。また、商店をしていることで、島の外の人とも知り合うことができるんですよ。」
両墓制(りょうぼせい)とは、遺体を埋める「埋め墓」と、お参りをするための「参り墓」とを分ける風習です。現在では火葬が行われていますが、島には両墓制のお墓が残されています。
埋め墓の小屋は、「世界でいちばん小さなおうち」と例えられています。港の近くの海岸線沿いには、すだれを垂らしたカラフルな小屋が建ち並んでおり、志々島のようにカラフルな埋め墓は珍しいそうです。参り墓は、北側の利益院にあります。
アクセス:志々島港から徒歩約5分
島で会う人は皆さん明るかったです!日頃、ヤギを見る機会はないので、近づいてまじまじと見てきました。志々島のヤギ達は、近くで見るとすごく優しい顔をしていました。
次に島に訪れた時は、ヤギチーズをぜひ食べてみたいです!
島の人が、船の待合室や談話室として作った場所です。カフェとしても利用でき、コーヒーやアイス、マグカップの販売などもしています。
アクセス:志々島港から徒歩約3分
島の歴史などを紹介した手作りの解説パネルが貼られています。また、映画「機関車先生」のロケの記録などが展示されています。
アクセス:志々島港から徒歩約3分
大楠のすぐ西側にある島の人の手作りの展望台で、大楠を見下ろすことができます。
アクセス:志々島港から徒歩約20分
詫間港(三豊市)の北西約5.5kmの海上にある標高100m余りの島。温暖な気候と漁場に恵まれ、かつては畑作と漁業で生計を立てていました。鯛や椿の宝庫で「黄金の島」と呼ばれていたとされています。後に回船業も盛んになり、瀬戸内海交通の要の1つとして数えられていました。島名の由来には、十握剣(とつか)を納めているため神霊島、京都の紫宸島、西行法師が行脚の途中でこの島を見て「獅々に似たる島」として獅々島と名付けたなどの諸説があります。
粟島汽船(株) TEL:0875-83-3204
◆2014年(平成26年)4月1日現在の運賃です◆
※時刻表・運賃について、詳しくは各ホームページにてご確認ください。
徒歩での移動となります。
このページに関するお問い合わせ